新年明けましておめでとうございます。
今年もZN Worksをよろしくお願いいたします。

さて、前回までは側面に壁板を張るための準備でしたが、次は天井を張る為の準備をします。

イナバのバイク保管庫の天井にある梁は角パイプではなく、壁の柱部と同様ただの曲げた鉄板です。なので木材を直接ビス留めしてOSBを木材に打ち付けていけばOKです。
天井構造
図にすればこんな感じでしょうか。断熱材は厚さ40mmがギリギリ入るようです。使用したものはド定番のスタイロフォームですが、発泡スチロールでもカネライトフォームでも手に入れば何でも良いと思います。
実際のところは乾いた空気が最も断熱効果が高いんですが、湿気があると結露とかの害が出てしまいます。ですので湿気の多い日本では断熱材を入れた方がマシでしょうかね。屋根裏の風通しさえ良ければ断熱材無しでも良いかもしれません。

実際の作業は以下のような感じ。
P1030556
ここでも防腐・防虫にガードラックアクアを塗った杉30mm角材を使っています。

P1030559
最前面はシャッターケースに直接打ち付け。

P1030563
断熱材を入れるのと同時に防水透湿シートを張っていきます。ホームセンターで販売されていたラミテクトHiを使っています。
ぶっちゃけ、張る順序が間違っているので効果はないかも知れません。通常は内装→胴縁→柱(断熱材)→防水透湿シート→垂木→サイディング(外装)の順のようです。
防水透湿シート自体には裏表はないらしいので、文字が見える側を内側に使っています。が、これも外壁側に文字を出すのが普通の使い方とのこと。

IMG_3523
全部やるとこんな感じ。断熱材をぎりぎりの寸法でハメていくと落ちません。
柱や梁でどうしても露出してしまう分がありますが、木のパネルを張っていった後でグレーの構造材が見えてしまって興ざめになる事は必至。と言うわけで木目調シートを貼って隠します。

P1030569
壁は25mm厚の断熱材を入れていきます。30mmの角材を柱にしていますが、バイク保管庫の壁パネルには5mm程度のリブが入っていますのでその分をよけています。30mmの断熱材を用意して気合いでリブ分だけ溝を掘ると言う手もありますが、めちゃくちゃ大変だと思います。

ようやく壁や天井の板材を張っていくための準備が整いました。
次はOSBを打ち付けていきます。

●Index
バイク保管庫FXN-2634H導入
バイクガレージを建てる1 検討・施工
バイクガレージを建てる2 柱を立てる
バイクガレージを建てる3 天井の梁と断熱
バイクガレージを建てる3.5 天井を張る
バイクガレージを建てる4 壁張り
バイクガレージを建てる5 細かいところに手を入れる
バイクガレージを建てる6 写真で振り返る