これまでにカメラプロファイルをいくつか作ってきましたが、どうにも合わない時がありました。

色温度が5000Kから大きく外れる場合、特に3000K以下(電球色の明かりの下)でJPEGよりアンバー・緑方向にかぶるような感じになってしまいます。

で、どうにも変だなと思っていたんですが、どうやらDNG Profile Editerの使い方がちゃんと分かっていなかった模様。

恐らく次の手順が正規の方法だと思います。

  1. 2850K照明下でカラーチャートの写ったDNGを作成(正しいホワイトバランス・露光で)
  2. 6500K照明下で同様にカラーチャートの写ったDNGを作成
  3. 上記2つのDNGをDNG Profile Editerで開き、それぞれ2850K only,6500K onlyでCreate Color Table…
  4. それぞれのテーブルで微調整

この方法の場合、出てくるプロファイルは正規化プロファイルになるので、手持ちの全部のカメラで同じようにプロファイルを作るとどんなカメラでも同じような色調で現像出来るようになる…はずです。

問題は、1から2つのテーブルを作成する時で、DNG Profile Editerはデフォルトで
Edit Both Color Tables Simultaneously (両方のカラーテーブルを同時に操作する)にチェックが入っていて、片方のテーブルを弄ると、もう片方にもその操作が反映されてしまうんですよね。
なので、一見すると個別に操作出来ないように見えてしまうわけです。面倒な…。
恐らく、Adobeとしてはカラーチャートから自動でテーブルを作成し、微調整は同様に行って欲しい為だとは思いますが、割と面倒です。

とりあえず、現状のプロファイルは5000±1000K周辺専用ですね(-_-;)