久々の更新となります。
色々ありましたが一応生きてます。

さて、2013年式YZ125ですが、乗り始めから1年以上が経ち、それなりに酷使している事もあってか燃料コックをONにした瞬間にキャブのオーバーフローホースからぽたぽたとガソリンが滴るようになってきました。
オーバーフローは異物の挟み込みで起きる場合が多く、キャブを軽く叩いていれば直るモンですが、今回のは残念ながら叩いても直らないようです。

2005式に乗っていたときもこの手のオーバーフローを経験しているので、だいたい原因は分かっています。
どうもYZ125/250はオーバーフローバルブそのものの劣化ではなく、オーバフローバルブシートのOリングがガソリンで膨潤→乾燥を繰り返して劣化。結果フロートバルブは閉じていても、その回りから漏れてしまうようです。
普段から乗っていればOリングが乾燥する事もないんですが、2ヶ月空くとかサンバー車内保管だとゴム類の劣化はやっぱり早いんですよねorz

では修理とまいりましょうか。

とりあえずキャブを外しましょう

とりあえずキャブを外しましょう

ここまで3分で到達できるコンペモデルの整備性はステキ(´Д`*)

フロート室オープン

フロート室オープン

キャブのガソリンは走り終わったら毎回抜いているのでキレイなモンです。
フロートを留めているネジを一本外せばOK

フロートバルブ確認

フロートバルブ確認

段付き摩耗もなく、こちらもキレイなモンです。

問題のフロートバルブシート

問題のフロートバルブシート

問題のフロートバルブシート本体

問題のフロートバルブシート本体

このゴムのOリングが駄目になってます。

Oリングは簡単に崩壊したorz

Oリングは簡単に崩壊したorz

爪楊枝で外そうとすると普通に崩壊しましたorz

で、ヤマハのパーツリストだとこのOリング単体は入手できずに…

フロートバルブシートASSY 4,000円弱!

フロートバルブシートASSY 4,000円弱!

4,000円ほどするASSYで買う羽目になります。

が、調べてみると、どうやらそれっぽいOリングは手に入る模様。(Moto Island ブログ より)

それっぽいOリング 300円弱

それっぽいOリング 300円弱

今回はこのOリング交換だけで様子を見る事にしました。

組むときはサービスマニュアルには載ってませんが、グリスを塗って組み付けます。Oリング、オイルシール類は基本グリスアップしてから組んだ方が保ちます。まぁ、ガソリンに触れるところなので気休めにしかならないかも知れませんけど(´・ω・`)

元に戻して完了です。

修理完了!

修理完了!

オーバーフローも止まって、走ってみると非常に調子が良い。てか、こんなに出力あったっけorz
乗り手の方が弱体化してるっぽい(´・ω・`;)