バイクガレージの業者工事も終わり、DIYで内装を張っていきます。

折角のガレージなので、外観は暖かみのある木のパネルを張ることに。
それとこの手の物置は夏熱く(暑くではなく文字通り熱い)冬冷たいものなので、断熱材も入れといた方が良いですかね。

壁の張り方ですが、ググってみると皆さん色々な方法で内装を張っているんですね。
当方、建築にはそれほど造詣が深い訳ではありませんが、建設中の家なんかを見ると柱に胴縁(水平の梁)を流し、胴縁に壁を打ち付けていく…と言うのが一般的な壁の張り方のようです。

が、胴縁を流そうにもイナバのガレージの柱と言えば、四隅のスチール柱以外はパネル接合部のコの字曲げ断面の柱状部分のみ。
パネル構造
タッピングビスでこの柱状部分に直接胴縁を留めても良いのですが、フレームに直接穴をあけことになるので躊躇してしまいます(^-^;
曲げているだけなので、強い引っ張り荷重には耐えそうにありませんし。

とは言え、胴縁を流す流さないに関わらず、木材パネルを打ち付けるためには木枠(フレーム)をどうにかしてイナバのパネルに固定しなければ話が始まりません。

結局よくやられているようにパネル接合部のボルトを利用して柱を共締めしてしまう事にしました。
柱材
材料は30x30x3000の杉垂木材。近所のホームセンターに1本328円で売られていました。大量にあった中からなるべく無節で赤身のものをチョイス。
杉は柔らかいながら強度は十分で建築材として最もポピュラーです。その中でも赤身は芯に近い部分で水を吸いにくいので白身よりカビや虫に強いのが特徴。文字通り赤っぽいので古く変色していない限り見分けるのは簡単。

これを適当な長さ(2090〜2095mm)にカットしてネジ板部分を逃がす切欠きを入れて共締め固定します。
IMG_3474
切欠きはトリマで何本かまとめて一気にやったので手間は大してありません。
イナバの物置は雨こそ入り込まないながら隙間だらけなので湿気や水入りで柱が腐ると目も当てられません。なので、ガードラックアクアという防虫防腐材入りの水性塗料で塗装しています。

で、胴縁は設けず柱に直接パネルを打ち付ける事に。
ここに胴縁を入れると壁の厚みが増す分断熱材の厚さも稼げるんですが、外壁の寸法はそのままに壁の厚みを増すとその分だけ室内が狭くなってしまいます。
ただでさえそれほど広い訳でもないので、壁の厚さは最小にとどめます。
IMG_3473
こんな感じ。
窓の上下のパネルだけは下穴を開けてトラスタッピンで留めています。ここだけはどうしようもなかったorz

次は断熱材を入れつつ天井に着手します。

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バイクガレージを建てる3 天井の梁と断熱
バイクガレージを建てる3.5 天井を張る
バイクガレージを建てる4 壁張り
バイクガレージを建てる5 細かいところに手を入れる
バイクガレージを建てる6 写真で振り返る